脳梗塞・脳出血や整形外科疾患の後遺症に対する新しいリハビリ方法である認知運動療法(認知神経リハビリテーション)の紹介。 麻痺や痛み・しびれの回復へ向けた日々の取り組みや基本的な考え方の紹介、相談コーナーもあります。

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去る3月12日に京都認知運動療法勉強会に参加してきました

今回はクローズな勉強会となっていました

テーマは「認知運動療法を臨床展開していく上での内的な問題」です

臨床展開するための問題点とその解決案とは


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去る3月13日に京都認知運動療法勉強会に参加してきました

かなり遅れての報告となりました

今回はクローズな勉強会となっていました

現在、京都の勉強会は今後の方針を見定めている時期のようです



今回は、後輩4人と参加させていただきました

業務終了後、すぐに電車で京都へ向かいます



今回の参加者は約15名

佐藤先生
奥が日本認知運動療法研究会の理事である上京病院の佐藤先生

今回のテーマは、

「認知運動療法を臨床展開していく上での内的な問題」です




参加者それぞれの意見を出し合います




○ 他職種と訓練方法について統一できない。患者さんも混乱する

○ 臨床でつまずいても相談できない

○ 外部観察から訓練につなげることができない

○ 訓練をどのように進めるのかがわかりにくい

○ 訓練効果の評価の方法がわからない

○ 患者さんにうまく説明できない

○ 結果をうまく出すことができない

○ 理論がアメリカ的ではないので広がりにくい

○ 自分の患者さんを代診してもらうときに困る

○ 結果が出ない場合は周囲から非難されるので、すべて結果を出さなくてはならない

○ 周囲が認知運動療法をしていないと「何しているのか?」という目で見られる

○ 結果が出ない場合、つぶれてしまいそうになる

○ 同じ分野に興味を持つ仲間が必要

○ 医者からストップがかかることがある

○ 回復期リハビリテーション病棟の入院期限内でどのようにすすめるかが難しい

○ 退院後、訪問や通所でリハビリを行うときに担当が変るので認知運動療法を継続できない

問題点リストアップ

活発な議論がなされました



皆さんの中にも同じような悩みを抱えている方がいらっしゃるのではないでしょうか



今回の勉強会で話をしていく中で、一つの解決案が挙げられました





それは






結果をだすこと






ということです



臨床で認知運動療法を展開するためには、

患者さんをはじめ、同僚から信頼を得る必要があります

そのためには、

認知運動療法によって機能回復が得られる

という結果を出すしかないという話になりました



結果を出すということは、言うのは簡単ですが、とても難しいことのように思います

今後、どのように結果を出すのかということを具体的に考えなければなりません

今回の勉強会では、時間の関係もあり、そこまで議論が及びませんでした




私自身は、認知運動療法の基本概念を理解し、

評価から訓練に至る思考過程を見につけることができれば、

誰でも臨床で結果を出すことができると考えています

ブログの中で

認知運動療法の基本概念から訓練のためのプロフィール作成へ

というカテゴリーで10個の記事に分けて整理しています(詳しくはコチラ

また、評価から訓練の一連の流れも追加しました(詳しくはコチラ

自分なりに臨床につながるように整理したつもりです

よろしければ参考にしていただければと思います



認知運動療法を臨床展開するために、少しでもお役に立てれば嬉しいです

よろしければ、ご意見を伺えるとさらに嬉しいです

わかりにくいところなどがありましたら、ぜひともご指摘いただけると幸いです



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コメント
この記事へのコメント
内的な問題
そうそう、私もそう思います。「認知運動療法を臨床展開していく上での内的な問題」はとても共感できます。
私も常々そう思っていますし、安易な方向へ逃げ出してしまうこともあります(汗)

結果を出すことが一番いいのでしょうが、院内でボバース&環境適応の勉強会が多いこともあって、周りから『認知運動療法を行ったことでよくなった』と見られることは少ないようです。

勉強会を開いて啓蒙活動を行っていく必要もあるんでしょうね。

いろんな意味で、まだまだ修行が足りないですv-81
2009/04/08(水) 00:03 | URL | おぐま #-[ 編集]
認知運動療法(ETC)の問題点
 まず、今まで一人で考え、悩んでたETCについての質問や意見を話せる場を提供してくれたことに感謝します。
 臨床に出てもない僕の意見ですが、僕もよく考える問題です。いくつか上記と共通する点もありますので、悩みを列挙してみます。

○ETCに理解のないところへ就職になったらどうしよう…
 一応、学校には希望を出してますが、卒業する頃にうまくそのような求人があるかどうかは現時点では不明です。実習はETCを行っているところへ行かせてくれるらしいですが…
 ETCって結構反感買ってるみたいなんですよ(苦笑)。学校のボバース派の先生も明らかに嫌ってます。ここらへんは宮本会長も責任を感じているらしく、日経サイエンスで「少し表現を変えていかなければ」と仰ってました。
 僕はETCを知ってしまったので、自分の信じるETCに理解のある病院で働きたいです。でなきゃしんどいと思います。

○どうやったら患者さん、家族、その他のスタッフに理解してもらえるだろう?
 これについては「中学生にでもわかる資料を作るしかない」と考えています。そして、究極は文章じゃなくて漫画でETCを伝える資料を作れればと思っています。
 僕は社会人経験者なので、医療関係の本だけじゃなく、ビジネス書とか自己啓発本とか読んだりしますが、結構参考になる本がありますよ(出来ている出来てないはともかく…)。特にカリスマ塾講師、細野真宏さんの本はどれも感心するほど難解な問題(サブプライムローン、年金、経済…等)を解りやすく解説していますので、臨床に出てからの資料作成とかのお手本にしようと思っています。

○ETCは時間がかかる(=お金がかかる)
 ここも臨床に出てないくせに悩んでます(笑)
 患者さんの中には早く退院したいという人が多くいると予想されるますが、ETCは不可能ですよね。だから時間をかけるメリットというものを伝えなければいけないと考えています。「付け焼刃の一夜漬けと、毎日コツコツ勉強する人、成績の良かったのはどちらですか?」みたいな例えを患者や家族に伝えるとかはいかがでしょうか?(笑)
 あと経済的な問題で週に1日しか病院に通えない方とかにはETCの「宿題」のようなもの(中学生でも解る)を出せればと考えています。

 僕は臨床経験がないので、ピントがズレた意見ばかり書いていると思いますが、一応「日本認知運動療法研究会」会員なので(笑)今後もいろいろ書き込ませて下さい。

P.S.
「脳科学と理学療法」買いました。作業療法学科でこんな本買うクレイジーな奴は僕くらいでしょう(笑)ETCはセラピストの境界線を消しますよね。
 
2009/04/08(水) 00:41 | URL | getemono #-[ 編集]
貴重なご意見ありがとうございます
>getemonoさんv-22

こちらこそ、自分のブログがみなさんの意見交換の場になることができて、とても嬉しく思いますv-354

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いですv-48

○ETCに理解のないところへ就職になったらどうしよう…

確かに難しい問題ですねv-393

中には周囲に影響されずに自分の信じる道を突き進める強い人間もいらっしゃるかと思いますv-355

しかし、私もそうであったように、多くの方は対象なりとも影響される方が多いのではと思いますv-356

そのため、「理解してくれる」環境と「仲間」というのは、素晴らしい存在だと感じておりますv-278

○どうやったら患者さん、家族、その他のスタッフに理解してもらえるだろう?

>漫画でETCを伝える資料を作れればと思っています。

とても素敵な構想ですねv-21

日本全国に認知運動療法を広めるためには、「わかる資料を作る」というのは、とても重要なことのように思いますv-19

細野真宏さんの本をぜひとも読ませていただきたいと思いますv-87

貴重な情報をありがとうございましたv-352


○ETCは時間がかかる(=お金がかかる)

「運動機能回復を学習と捉える」と、他の手技と比較して訓練時間がかかってしまうのは事実だと思いますv-244

私自身は、早期退院を望まれる患者さんに対しては、「その中でどのようなことを教えるのか」ということが重要になると考えておりますv-21

機能回復のために訓練を行うわけですが、セラピストの気持ちだけではなく、患者さんやご家族のニードを十分に聞いたうえで訓練を構成すべきだと考えますv-190

>ETCの「宿題」のようなもの(中学生でも解る)を出せればと考えています。

ETCでは、訓練を通じて「運動のコツ」のようなものを患者さんに覚えていただくので、「宿題」というのがとても重要になると考えておりますv-21

そうすることで、低頻度しか訓練することが出来ない患者さんに対しても訓練効果を出すことにつながると感じておりますv-354

>今後もいろいろ書き込ませて下さい。

臨床に出ておられないにも関わらず、とても臨床的なご意見だと感じておりますv-22

ブログを立ち上げたのも、認知運動療法に興味を持つ方々の情報交換の場になるという目的もありましたv-352

いつも書き込みをしていただきまして、本当にありがとうございますv-280

書き込みをしていただくと、私も勇気付けられますv-19

今後ともよろしくお願いいたしますv-22
2009/04/08(水) 06:26 | URL | 白いなまけもの #-[ 編集]
みなさん感じておられるのですね
>おぐまさんv-22

周囲に認めてもらうということは、とても難しいことですねv-356

今回の勉強会でも、「仲間を作る」ということの重要性は、みなさん感じておられるようでしたv-21

>勉強会を開いて啓蒙活動を行っていく必要もあるんでしょうね。

私もとても大切なことだと感じておりますv-48

自らが勉強会を開くことで、知識の整理にもなりますし、なにより興味を持ってくれるセラピストが出てくることが嬉しいですねv-354

やはり、自らが変化しなくてはいけないのですねv-22

私もまだまだ修行が足りないですv-30
2009/04/08(水) 06:35 | URL | 白いなまけもの #-[ 編集]
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