脳梗塞・脳出血や整形外科疾患の後遺症に対する新しいリハビリ方法である認知運動療法(認知神経リハビリテーション)の紹介。 麻痺や痛み・しびれの回復へ向けた日々の取り組みや基本的な考え方の紹介、相談コーナーもあります。

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2月26日に大阪認知運動療法勉強会に参加してきました

内容は前回に引き続き症例検討です

臨床における困った点や病態解釈について、

前向きなディスカッションが行われました

勉強会の後の食事では、自らが経験することの重要性を感じました


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今回の参加者は、約40名

いつもより若干少なめな印象です

先月の勉強会(先月の内容はコチラ)では、二人の先生が症例検討をされる予定でした

しかし、一人目の先生のディスカッションが盛り上がったために、

二人目が発表する時間がなくなってしまいました

もう一人の先生は、3月に延期となっていました



今回は、八幡中央病院の胡桃先生が発表されました

胡桃先生とは、昨年の6月に京都の勉強会でお話させていただいたのが始まりでした

以後、京都や大阪の勉強会でお話しすることが多くありました

認知運動療法の勉強会に参加されてから1年弱で症例発表をされるとは素晴らしいなと思いました



発表前には、摂南総合病院の先生から、

「明日からの臨床につながる機会になるように臨床で困った点

について、皆さんで前向きにディスカッションを行いましょう」


という話がありました



今回は、左上腕骨骨折を呈した症例です

徒手療法などの一般的な理学療法を行っていたけれども、

訓練効果が持続しないことが問題となり、

認知運動療法を導入したそうです



リーチ動作時に、肩甲帯挙上、体幹右側屈・左回旋の放散反応が出現します

運動覚は、各々の認識は可能なようです

触圧覚では、肩関節の運動を伴って手掌部で識別を行おうとすると特異的病理が出現するようです

特異的病理に対して、注意を向けるとある程度制御が可能でした



回復阻害因子の予測から訓練が提示されました



今回の検討事項として、以下の項目が挙げられました

外部観察からどのような視点で評価を行うか

体幹へのアプローチについて




4グループに分かれてディスカッションが始まりました

約1時間にわたって活発な話し合いがなされました

グループによって雰囲気も異なります



最後に各グループからディスカッションした内容が発表されました


特異的病理認知過程の異常によって、

中枢神経系にあがる情報が変質した結果として捉えること

どのように情報が変質しているかを評価するために認知問題を行い、

どのような知覚仮説を立てているのかを評価すること

知覚仮説の変化とともに特異的病理の変化を観察すること



体幹については、

仰臥位でのスポンジ課題を行い、

圧覚の認知から運動覚の認知へとすすめていくこと


などが提案されました



勉強会の後には、胡桃先生とお食事をご一緒させていただきました

男三人で居酒屋へ

まずは、「発表お疲れ様です」と乾杯です

発表された感想を伺うと…



「へこんだけれども、とても勉強になりました


「いろいろ指摘していただいて、新たな発見がありました



とおっしゃっていました


胡桃先生は、臨床において認知運動療法を実践されているそうです

同僚の中にも少しずつ認知運動療法に興味を持ってくれるセラピストがいらっしゃるそうです

胡桃先生は、以前、認知運動療法を勉強していく中で、

「臨床で実践しようとしても何かしっくりこない

と感じてらっしゃったそうです



ある日



「これか



と感じる機会があったそうです





その内容とは・・・





以前、ご自身の左上肢がなぜか痛い時期が続いたそうです



左上肢でカバンを持とうとすると、なぜか肩に力が入ってしまう



一方、右上肢では、肩に力は入らない



「なにが違うのか



そこで



「感じ方が違うのか



と思いついたそうです

そこで、左右の感覚を比較すると…





右は手掌で重みを感じるけれども、左は感じない





ということを発見されたそうです



そこで、左でも手掌の感覚に注意を向けると…



手掌で感じるようになったら、肩の力が抜けた



そうです


なんと、自分の左肩を治療してしまったようです



このような、

「感じ方が変わると運動は変化する」

という実感を得ることができてから、

「認知運動療法の臨床はこのようなことなのか

と納得されたそうです



勉強会やコースにおいても、参加された方々が、

「感じ方が変わると運動は変化するという実感」

を得ることができれば、

認知運動療法に対する理解がより進むのではないかと思いました



まずは自らが経験することが一番かもしれません



勉強会やコースのはじめに、

いきなり実技というのも名案かもしれませんね



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コメント
この記事へのコメント
たしかに・・・
いつも、興味深い内容ですe-267

私は、
まだ認知運動療法の勉強会などに
参加したことはないのですが、
「体感」することで知識は「臨床」へ
結びつく度合が強くなると感じますe-282

以前参加させて頂いていた、bobathの勉強会でも
講師の先生が治療しているのを見るだけでは
e-2e-3
という状況でした。
(もちろん、私の知識・経験不足の面が
かなり強いのですがe-259

実際に「体感」できる勉強会に、
是非行ってみたいですe-69
(ちなみに、basicコースでその様な機会はあるのでしょうか?)
2009/03/01(日) 21:03 | URL | はまちゃん #-[ 編集]
「体感」する機会
>はまちゃんさんv-22

コメントありがとうございますv-353

>「体感」することで知識は「臨床」へ 結びつく度合が強くなると

どこか、素敵な言葉のように感じましたv-354

>実際に「体感」できる勉強会に、 是非行ってみたいです
(ちなみに、basicコースでその様な機会はあるのでしょうか?)

認知運動療法ベーシックコースは、開催されるコースごとに

コーディネーターの先生がいて、その方が内容を決定しますv-280

そのため必ず体験できる機会があるかはわかりませんが、

毎回、実技などはあるように思いますv-322

各地のベーシックコースで「体感できる機会」があると、

もっと認知運動療法は広がるかもしれませんねv-22
2009/03/01(日) 22:21 | URL | 白いなまけもの #-[ 編集]
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