脳梗塞・脳出血や整形外科疾患の後遺症に対する新しいリハビリ方法である認知運動療法(認知神経リハビリテーション)の紹介。 麻痺や痛み・しびれの回復へ向けた日々の取り組みや基本的な考え方の紹介、相談コーナーもあります。

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先日、発刊されました

認知神経リハビリテーション学会のジャーナルに

私が執筆させていただいた書評

が掲載されました

今回、紹介させていただいた書籍は、

リハビリテーションにおいて重要となる

脳と身体の捉え方

認知運動療法の基本概念

を理解する上で良いと思います

その書籍とは…


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日本認知神経リハビリテーション学会から

年に1回、研究会員向けに発行される雑誌として

認知神経リハビリテーション

があります





昨年度までは、

認知運動療法研究

という名前でした

WS000000_20110601022525.jpg





それが、今年度よりリニューアル

表紙も一新されました

WS000001_20110601022525.jpg





中身は、

臨床や研究についての投稿論文に加え、

書評のコーナーがあります





その中で





先日、発刊されました

「認知神経リハビリテーション」

に私が執筆させていただいた

書評が掲載されました

WS000002_20110601022524.jpg





昨年末から準備を進め、

2月初旬に完成





今回、紹介させていただいた書籍は

「暴走する脳科学」

です

暴走する脳科学 (光文社新書)暴走する脳科学 (光文社新書)
(2008/11/14)
河野哲也

商品詳細を見る





近年の「脳ブーム」の中、

著者である河野哲也氏は

脳研究によって心の働き

     がわかるようになるのか


脳=心と言えるのか

と警笛を鳴らしています





私達、リハビリテーション専門家は、

脳出血や脳梗塞などの脳卒中をお持ちの方々との

リハビリを考える上で、

脳科学の知見を取り入れることは、

とても大切になります





しかし、

脳科学の知見の中で、

書いている文章をそのまま理解してしまうのではなく、

書いてある文章の

解釈の仕方

が大切になります





「暴走する脳科学」では、

リハビリテーションにおいて重要となる

脳と身体の捉え方について、

心身問題から解説すると共に、

脳科学の解釈の仕方

について解説しています





心身問題とは、

哲学における伝統的な問題の一つであり、

人間の心と体はどのような関係にあるのか

という議論です





心身問題の議論における主な考え方には、

心身二元論心身一元論

があります





心身二元論とは、

心(意識)と体は、それぞれ独立しており、

脳の働きによって体が動く

『心』は、脳の働きによるものだ

と考えます





近代の西洋医学における

病気を持った臓器を手術して治す

多くの患者さんに対して、

     同じ病気であれば同じ治療を行う


という考え方は、

心身二元論的な考え方に基づいています





リハビリテーションにおいては、

怪我をして筋力が落ちたから筋力を鍛える

麻痺した筋肉を運動することで、動くように促す

という考え方になります





心と体を別物として考えるので、極端に言えば

臓器や筋肉だけをみることになります

このような考え方は時には、

病気を診て、ヒトを診ない

ということが問題視されます





一方、

心身一元論では、

心と体は切り離すことができない

『心』は、体と環境が関わりあう中で自然にうまれる

と考えます





リハビリテーションにおいて簡単に言えば、

脳卒中や怪我によって動きにくくなっているのは、

   状況に応じた『動き方』がわからなくなっている


と捉え、

性格や病気をしてからの経験は、

   一人一人異なることから、

     その人の『心の状態』に合わせて、

   『オンリーワンの動き方』を見つけていく


という考え方になります






このように、

同じ「心と体のこと」を考える上でも、

考え方が異なると解釈の仕方が変わる

ことになります





そのため、

脳科学の知見も

心身二元論的な考え方でみるか

心身一元論的な考え方でみるか


によって解釈の仕方が変わる

ということになります





今回、紹介させていただいた

「暴走する脳科学」では、

脳科学の知見をみるときには、

心身二元論的な考え方ではなく、

    心身一元論的な考え方をするべき


と強調されており、

その具体例も示されています







脳と身体の捉え方については、

認知運動療法の基本概念

を理解するためにも、

とても大切なポイントになります





認知運動療法は、

心身一元論に基づいており、

簡単に言えば、

一人ひとりの性格や考え方の違いを考慮して

     楽に動けるコツを見つけることを目的


としています





足がとても重たく感じます

麻痺した手足は、自分の手足ではないようです

足が地面に着いているのはわかるけれども、

   足の裏に膜が一枚貼っているような感じがします


という体の感覚に耳を傾け、

どのように気をつけて動けば、

  そのような体の感覚が変わるのか


を見つけていきます






心身問題を通じて、

脳と身体の捉え方を理解することで、

人間がなぜ知る・感じるということが大切なのか

そして

認知運動療法の訓練が、

    なぜ「感じる訓練」なのか

「感じる」ようになると

    なぜ「動ける」ようになるのか


が理解できるように思います





書評に書かせていただいた書籍なので、

詳細を書くことはできませんが、

おすすめの書籍です

暴走する脳科学 (光文社新書)暴走する脳科学 (光文社新書)
(2008/11/14)
河野哲也

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話は変わり…






先日の記事(詳しくはコチラ)で紹介させていただいた

認知運動療法ベーシックコース in 大阪

の定員にまだ空きがあるようです





どのように考え、どのような手順で

   評価や治療をすすめるのか


そして、その手続きには、

脳科学や哲学などのどのような知見によって

            裏付けられているのか


といったように、

次の日からの臨床に活かせるような内容

となっています





一度、ベーシックコースを受講された方の中で、

コースは勉強になったけど、

 具体的にどうすればよいかわからない


と感じた方にもオススメです




私も講師補助として参加します





大阪の地でお会いできることを

楽しみにしております


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



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   脳梗塞や脳内出血、整形外科疾患などによる障害をお持ちの方やセラピストの方などで、  

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   コチラのメールアドレスまでメールをいただければ幸いです  

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リハビリを行うためのワンポイントについてはコチラ





脳のリハビリである認知運動療法について知りたい方コチラ






脳のリハビリである認知運動療法の具体的な訓練場面コチラ






脳のリハビリである認知運動療法を

     臨床展開するための考え方についてはコチラ

    (最初の記事から順に読んでいただくとよいと思います





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2011/07/21(木) 21:37 | | #[ 編集]
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