脳梗塞・脳出血や整形外科疾患の後遺症に対する新しいリハビリ方法である認知運動療法(認知神経リハビリテーション)の紹介。 麻痺や痛み・しびれの回復へ向けた日々の取り組みや基本的な考え方の紹介、相談コーナーもあります。

2017/09123456789101112131415161718192021222324252627282930312017/11

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
去る8月26日

大阪認知運動療法勉強会に参加しました

今回の内容は

「運動を観察する時の考え方」について

動きの問題を観察することから、

        動きにくい原因を予測


できます

ご自分で感じるリハビリを行う時のポイント

にも繋がります


ブログランキングに参加しています
本日もブログ読んでいただきまして、ありがとうございます
 
よろしければ本日も応援のワンクリックをお願いいたします
ただ今2位 日本ブログ村 リハビリへ1票 にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへ
ただ今63位 人気ブログランキングへ1票  ブログランキングのバナー



去る8月26日

大阪認知運動療法勉強会に参加しました





今回は、院外から約40名の参加者





いつも来ていただいている方が多く、

今年度の

決まったグループで行う方針

が良かったのではないかと実感

WS000000_20100902002516.jpg





熱心なセラピストの方々と

共に議論ができることは、

とても嬉しいことです





今回の内容は、

「運動を観察する時の考え方」

について

摂南総合病院の田中祐二先生

が発表されました





認知運動療法の基本概念の話から、

運動を観察する上で重要な考え方である

機能の話へ(詳しくはコチラ





機能について、

簡単に説明しますと、

「動きの種類に応じて、

 必要な感覚の種類は決まってくる」


ということです





認知運動療法では、

脳梗塞や脳内出血による片麻痺を持たれた方や

整形外科疾患に特有の

運動の異常の原因を

動きに必要な感覚を感じることができない


と捉えています(詳しくはコチラ①コチラ②





つまり、

脳梗塞や脳内出血などによって生じる

手足の動きにくさ

手足の筋肉が緊張してしまう


といった現象が現れている部位には、

「正しく感覚を感じることができない」

という問題が生じている


と言えます





そして、機能の考え方に基づくことによって、

体のそれぞれの部位にある

運動における感覚の役割

がわかることになります





詳しくはコチラです





WS000001_20100831202131.jpg





体幹(体)の動く感覚や

真っすぐかどうかの感覚は、

体を左右対称に保つため

に必要になります





股関節の動く感覚や

真っすぐかどうかの感覚は、

歩く時や立ち上がる時に

足の向きを調節するため

に必要になります





膝関節の動く感覚や

真っすぐかどうかの感覚は、

歩く時や立ち上がる時の

上下の運動

歩く中で足を地面に着いた時の

衝撃を吸収するため

に必要になります





足首の動く感覚や

真っすぐかどうかの感覚

足の裏の触っている感覚や

どれだけ圧力がかかっているかについての感覚は

歩く時や立ち上がる時、立った姿勢にいる時の

どのような床の状態かを知り、

どのようにバランスを取るかというために


必要になります





手においても似たようなことが言えます

WS000002_20100831202131.jpg





そして





矢印を反対に考えることで、

動きの問題を観察することから、

      動きにくい原因を予測


できることに繋がります

WS000000_20100831202132.jpg





動きを観察していく中で、

動きの問題が赤枠内の項目のどれにあたるのか

を考えることで、

問題がある項目から矢印が出ている感覚に問題がある

ことが予測されるのです





具体的に言いますと





座っている姿勢で、

体が傾いている方は、赤枠内の

「対称性」に問題がある

ということがわかります





そして、矢印をたどることによって、

体幹(体)の動く感覚や

真っすぐかどうかの感覚に問題がある


ことが予測されます





次に





歩く際に麻痺側の足を

真っすぐ前に出せずに、

外側に回すように前に出すといった

ぶん回し歩行をされる方は、赤枠内の

「下肢の運動方向付け」に問題がある

ということがわかります





そして、矢印をたどることによって、

股関節の動く感覚や

真っすぐかどうかの感覚に問題がある


ことが予測されます




どんどんいきます





歩く際に、

麻痺側の膝関節を曲げずに

前に出されている方


麻痺側の足で体重を支える際に、

麻痺側の膝関節が伸びきった状態になるとった

反張膝(バックニ―)の方は、

「重心上下移動・衝撃吸収」に問題がある

ということがわかります





そして、矢印をたどることによって、

膝関節の動く感覚や

真っすぐかどうかの感覚に問題がある


ことが予測されます





歩く際に麻痺側の足を

地面に叩きつけるようにされている方

立っている時に、

麻痺側の足の指が硬くなり曲がってくるといった

鷲指(クロートゥー)がある方は、

「床への適応」に問題がある

ということがわかります





そして、矢印をたどることによって、

足首の動く感覚や

真っすぐかどうかの感覚

足の裏の触っている感覚や

どれだけ圧力がかかっているかについての感覚

に問題がある
ことが予測されます





手においても似たようなことが言えます

WS000003_20100831202131.jpg





このように、

機能の視点で運動を観察することによって、

動きの問題を観察することから、

動きにくい原因となっている

適切に感じることのできない感覚を予測できる


ことに繋がります





実際には、

個々の感覚の問題だけではなく、

それぞれの感覚が複雑に繋がりあっているので、

詳細な評価が必要になります





例えば、一見、

麻痺側の足で体重を支える際に、

麻痺側の膝関節が伸びきった状態になるとった

反張膝(バックニ―)の方において、

膝関節のの動く感覚や

真っすぐかどうかの感覚に問題がある


と予測されましたが、

詳細に評価を進めてみると、

足の裏の触っている感覚や

どれだけ圧力がかかっているかについての感覚

に問題があった


ということもあるのです





それでは





適切に感じることのできない感覚

が明らかになったらどうすべきなのか





それは





感じるリハビリによって、

運動に必要な感覚を

適切に感じることができるようになると

脳梗塞や脳内出血などによって生じる

手足の動きにくさ

手足の筋肉が緊張してしまう


といった現象が改善し、

手足の動きやすさ

手足の筋肉の緊張が軟らかくなる


といったことに繋がります





感じるリハビリは、

ご自分で感覚に注意することによって、

感じることができるようになる方もいらっしゃいますが、

脳や体に障害を持たれた方の場合、

お一人では適切な感覚を見つけることができない

ことが多くあります





ご自分で感じるリハビリを行う時のポイント

 については、後日、記事にさせていただきたいと思います





ご自分で感じるリハビリを行った結果、

良い方の手足と同じような感覚を感じることができて、

手足が動きやすくなった

手足の筋肉の緊張が軟らかくなった


場合は、ある程度、

お一人で感じるリハビリができている

と思います





しかし





ご自分で感じるリハビリを行った結果、

良い方の手足と同じような感覚を感じることができない

または

良い方の手足と似たような感覚を感じることができているはずなのに、

手足の動きが変わらない

手足の筋肉の緊張が変わらない


場合は、

お一人では適切な感覚を見つけることができていない

ことを表しており、

お一人で感じるリハビリをすることが難しい

状態であると思います





そのような時は





私たちセラピストの出番になります





認知運動療法とは、

脳梗塞や脳内出血、整形外科疾患などによる

一人ひとり異なる状態に応じた

適切に感じるようになるコツを見つけ、

楽に動くためのコツを見つける


ことを目的としています





道具を使い、

認知運動療法を受けられる方とセラピストとが

丁寧な対話を行う中で、

一人ひとり異なる状態に応じた

   適切に感じるようになるコツ


を見つけていきます





(認知運動療法で使用する道具はコチラ

認知キット①

認知キット②

認知キット③






対話を大切にしているリハビリなので、

1回のリハビリが1時間から1時間半と

一般的なリハビリよりも時間がかかりますが、

それは、

一人ひとり異なる状態に応じた

オンリーワンの感じるコツ・楽動くためのコツ

を見つけるために必要な時間


になるのです





ご自分で感じるリハビリを行う時のポイント

については、後日、記事にさせていただきたいと思います



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



お体や認知運動療法についての無料メール相談を受け付中

   脳梗塞や脳内出血、整形外科疾患などによる障害をお持ちの方やセラピストの方などで、  

   ご希望の方はブログ左の「無料相談メールはこちら」に入力していただくか、

   コチラのメールアドレスまでメールをいただければ幸いです  

          『neurocognitive.rehabilitation@gmail.com』





脳のリハビリである認知運動療法について知りたい方コチラ






脳のリハビリである認知運動療法の具体的な訓練場面コチラ






脳のリハビリである認知運動療法を

     臨床展開するための考え方についてはコチラ

    (最初の記事から順に読んでいただくとよいと思います





ブログランキングに参加しています
本日もブログ読んでいただきまして、ありがとうございます
 
よろしければ本日も応援のワンクリックをお願いいたします
ただ今2位 日本ブログ村 リハビリへ1票 にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへ
ただ今63位 人気ブログランキングへ1票  ブログランキングのバナー



コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://neurocognitive.blog105.fc2.com/tb.php/332-af8e0ba0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。