脳梗塞・脳出血や整形外科疾患の後遺症に対する新しいリハビリ方法である認知運動療法(認知神経リハビリテーション)の紹介。 麻痺や痛み・しびれの回復へ向けた日々の取り組みや基本的な考え方の紹介、相談コーナーもあります。

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春を感じる休日

一人で学会発表の準備に励んでいます

その休憩時間でのブログ更新

こうして勉強をしていると

認知運動療法の進化を感じます

私自身の課題も見えてきました


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春を感じる休日

外の気温は20度以上

桜が咲きそうな陽気です





今日は、一人で学会発表の準備に励んでいます





自宅では、ついつい怠けてしまいます

テレビを見たり、ゴロゴロしたり…

気がつけば、時間が過ぎていることもあるので、

今日は、集中するために、

一人でマクドナルドに来ました





一人掛けの席には、

コンセントも完備





お代わり自由のコーヒーを飲みながら作業を続けています

na





先週は、学会発表のための原稿(抄録)を作成し、

同僚達に意見をもらいました

それらの意見をもとに抄録を修正し、

昨日は上司に意見をいただきました





結果からすると





まだまだ修正の必要あり

です





修正しなければならないことは大変なことですが、

たくさんのアドバイスをいただくことができて、

とても勉強になりました





アドバイスをいただく中で、

自分の臨床における課題も見えてきました





認知運動療法の考え方は、簡単に言えば

運動ができない原因を感じることができないこと

と捉え、

訓練を通じて「感じ方」を学習して、

     感じることができるようになることで

             結果として運動が改善する


というものです(詳しくはコチラ





しかし





感じることができないから、

      訓練を通じて感じさせれば良い

注意が向かないから、

      訓練を通じて注意を向けられるようになればよい


という簡単なことではないようです






認知運動療法の資料の中に以下のような一文があります





どのような要素が認知できなくなっているのか、

それがどの程度のものであり、

どのような様相で現れてくるのかという側面のみに研究を限定するべきではない。

むしろこうした要素を認知する能力は

どのような「活動」によって保証されているのか、

またそれが損傷によりどのように変質しているのかを

中心に研究することが必要である。





行為の研究を完全なものにするためには、

「どのように動くか」の分析だけでなく、

行為の構造化へと通じる認知過程の分析や思考を組み立てる

心的ストラテジーの分析も行わなければならない。

心的ストラテジーは、それに関わる認知過程の選択内容、組織化を決定づけている。

各病理に特有の運動活動の変質のうち、こうしたストラテジーの変質が

要因となっているものがあるかを特定することが

リハビリテーション専門家の課題である。






患者様がそのような注意の使い方になっているのは、

どのような考え方の特徴(心的ストラテジー)があるからなのか

について評価し治療しなければならないようです





考え方の特徴は、

一人ひとり異なります





患者様は、脳の損傷によって

考え方に問題が生じている状態

だと捉えることができます





しかし





その前に





性格が一人ひとり異なるように、

考え方の特徴は、

脳が損傷される前から一人ひとり異なります





同じ事柄に対しても、

今までの人生経験や生活してきた文化によって、

考え方は一人ひとり変わってきます





何か問題が生じたときに

まずは一人で考えて解決する人

もいれば

初めからたくさんの人の意見を聞く人

もいます

中には、

あまり考えずに行動してしまう人

もいるかもしれません





体に対する考え方は、

スポーツをされていた方と

スポーツをされていなかった方

では異なると思います





患者様は、

脳が損傷される前から

   考え方には一人ひとり特徴があるうえに、

脳の損傷によって、

   さらに個別の問題が生じている状態


だと捉えることができます





認知運動療法では、

脳が損傷される前の人生経験や文化に加え、

脳の損傷といった様々な要素を評価することで、

患者様がそのような注意の使い方になっているのは、

どのような考え方の特徴(心的ストラテジー)があるからなのか

について評価し治療しなければならない


のです





そのため、患者様一人ひとりに合わせた

オンリーワンの訓練

になるのです





私自身も、

これらのことを治療に取り入れることが不十分であり、

今後の課題だと感じています





認知運動療法は基本的な概念をもとに

日々、進化しています





毎年開催されるコースでは、

その進化に驚かされます





イタリアの臨床の進化を学び続けることで、

私たちセラピストも進化

していかなければなりません





今回の学会準備を通じて、

とても勉強になっています





意見をもらえる同僚

指導していただける上司


に感謝です





週明けからの臨床にも

取り入れたいと思います





その前に





この週末で少しでも

抄録を進化

させたいものです




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



脳のリハビリである認知運動療法について知りたい方コチラ






脳のリハビリである認知運動療法の具体的な訓練場面コチラ






脳のリハビリである認知運動療法を

     臨床展開するための考え方についてはコチラ

    (最初の記事から順に読んでいただくとよいと思います





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コメント
この記事へのコメント
要注意
お久しぶりです。

マックにパソコン抱えて引きこもる。

プレミアムローストコーヒーを何杯もお代わりする割には他のものは注文せず。店員にうざがられる。

これは僕です。v-12




生野先生には紳士であっていただきたいので、くれぐれもお店の売上に貢献をお願いいたします。
2010/03/20(土) 18:54 | URL | thinkable #-[ 編集]
お代りコーヒー
>thinkableさんv-22

お久しぶりですv-48
マックは自宅よりもかなり集中できますねv-21
結局、午前中から夜までいましたv-280

その間、コーヒーは3回ほどお代りをいただき、
昼時にはいくつか注文しましたv-273
少しは売上に貢献しているでしょうかv-411v-356

何度もお代りをもらうもは気が引けましたが、
シフトで店員さんが変わるためか、
毎回、店員さんが違ったので少し安心しましたv-48

集中する時には、またマックに行きたいと思いますv-19

2010/03/21(日) 13:02 | URL | 生野達也 #-[ 編集]
コメント欄お借り致します
ホームページ担当者様

AMAZONリハビリテーションライブラリーの運営担当をしております鈴木健と申しす。
この度、私共のホームページのリンクを充実させたいと考えており、ぜひリハビリテーションの情報が掲載されている貴ホームページとの相互リンクをお願いできれば嬉しいです。
突然のご依頼で大変失礼ではございますが、前向きにご検討いただければ幸いでございます。
つきましては上記用件に関しましてご検討お願い申し上げます。

メール:librarylibrary77@yahoo.co.jp
ホームページ:http://library77.web.fc2.com/
AMAZONリハビリテーションライブラリー 鈴木健
思考の改変と差異
生野先生へ

リハビリテーションカルテでは大変勉強になりました。
ありがとうございます。
今度は、「思考を改変する」をテーマにしてもよろしいですか?


>「思考を改変する」ということは、
長年培われた人生観を変えることでもあるため、
難しいことではありますし、
時には時間がかかることもあります

ここに介入するため、

「運動の生物学」で、メタ認知の生成を俯瞰し、
「意識」への臨床のビジョンを示しており

この意識の特質として「システム現象学」で、

意識には自分の変貌を感じ取る能力は殆どない。

としながら

何であるかがわからなくても、差異に気づくこと、
体験的な「このもの」に気づくことである。
これは経験のなかに新たな線が引かれることである。(p242)

とわかるとこだけつまみ食いすると

思考の改変は差異のあるスポンジとスポンジの間に創発する

かな?と考えます。
2010/05/21(金) 13:36 | URL | みちのく #-[ 編集]
思考を改変する
>みちのくさんv-22

確かに思考を改変するためには、
差異に気づくことが大切であると考えますv-21

そのように考えますと、
スポンジ同士の差異のみならず、空間課題を含めた、
認知問題全体が「差異を生み出す機会」になっていると考えますv-48

つまり、認知運動療法の基本にある「認知問題」が思考を改変するための場となっているのだと思いますv-352
2010/05/29(土) 06:03 | URL | 生野達也 #-[ 編集]
思考とことば
生野先生へ

>つまり、認知運動療法の基本にある「認知問題」が思考を改変する
ための場となっているのだと思います


認知問題はヘレン・ケラーの逸話に例えられるでしょうか。

彼女は「ことばの世界」を発見した。

もっと言うと、
感じ取ったものに名前(カテゴライズ)をつけると良いことに気づいた。
名前をつけることで、自分が感じた世界を他者と共有したり
さらに違いから、どんどんと新しく名前をつけて混沌とした世界を整理していった。

思考は世界を整理する手段
といったところでしょうか。


どうも、思考を語るうえで、言葉の存在は欠かせないようですね。
2010/05/30(日) 23:28 | URL | みちのく #-[ 編集]
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