脳梗塞・脳出血や整形外科疾患の後遺症に対する新しいリハビリ方法である認知運動療法(認知神経リハビリテーション)の紹介。 麻痺や痛み・しびれの回復へ向けた日々の取り組みや基本的な考え方の紹介、相談コーナーもあります。

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去る3月2日に

兵庫認知運動療法勉強会に参加しました

痺れの強い片麻痺の患者様

痺れが強く、感じることができないために

強い刺激に頼っているようです

悪循環から抜け出すためには、

感じるまでの過程が大切になります


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去る3月2日に

兵庫認知運動療法勉強会に参加しました





今回は、

学生時代に当院で臨床実習をしていた、

黒田先生が症例発表をされるとのことで、

三人で参加しました





大阪から車で高速道路を走ること

1時間半





7時に西明石に到着





なかなか遠いですが、

車内では後輩たちと臨床の話をしながら

盛り上がります





勉強会開始まで、30分あったために

松屋で腹ごしらえをしてから

会場へ向かいます





今回は、22人の参加者





会場である

兵庫県立リハビリテーションセンターのスタッフ

を入れると40人くらいいます





早速、症例発表が始まります





運動麻痺は軽度ですが、

痺れが強く、注意を向けても

感じることができないようです





患者様は、

「痺れて足がどうなっているかわからない

「痺れで足が一本の丸太のようになっている


とおっしゃいます





特に膝から下を感じることができず、

足の裏で何かを踏んだ際には

なにも感じない

ようです





立った状態では、

右足(麻痺側)にあまり体重が乗っていない感じがする

そうです





そのような状態で歩こうとするとどうなるか





当然





怖いそうです







感じることができないと





動く時に、とても怖い





それでも動かなければならない





そのような時、

患者様に共通した傾向があるように思います





それは






強い刺激に頼る





ということです





今回の患者様は、立ったり歩いたりする際、

麻痺側の足が地面についている感じ

がありません





それでも感じようとするために





過剰に力を入れることで出現する

痺れの強さ

に頼っているのです





立っている場面では、

右足(麻痺側)へ大きく体重をかけ

患者様「足がジンジンするから体重がかかっていると思います」

とおっしゃいます





歩く場面を見てみると

右足(麻痺側)を振り出した後、

地面に叩きつけるように

歩かれています





患者様「痺れているから足がついていると思います

という言葉からわかるように、

感じることができないために、

強く押し付けることで生じる痺れの程度

に頼っているのです







一見、

痺れを頼りにしても感じることができる

ことは良いことのように考えることもできます





しかし





感じるために過剰に力を入れる

ことが続くとどうなるか





そこには





悪循環

が生まれます





感じることができず





力を過剰に入れて痺れを感じる

ことで





麻痺側の筋緊張が高くなってしまいます





すると





痺れがさらに強くなってしまいます





このような

悪循環

になりがちです

WS000000_20100312005521.jpg





それでは、

どうすれば良いのでしょうか





それは





訓練を通じて、

弱い刺激で感じる

ようにすることが大切になります





弱い刺激とは、

痺れではなく、

良い方の足のような感覚

のことです





そのためには、

多くの感覚情報の中から

  必要な感覚情報に注意を向けることで、

             感じることができる


といった

「感じる」ための認知過程の働かせ方

を学習することが必要になります





つまり





感じるための感じ方を学習する

ということです





「感じる」ことができるのは、

結果であり、大切なことは

「感じ方」という、感じるまでの過程

にあります





良い方の足のような感覚

を感じることができるようになると

良い循環

を生みます





感じることできると





感じるために、

力を入れなくて済み





異常な筋緊張が軽減

します





そして




感じることができると





痺れが弱くなります





訓練を通じて、

このような良い循環

作れるようになることが

認知運動療法の目的でもあります

WS000001_20100312005521.jpg







どうすれば感じることができるのか





それは





患者様一人ひとりによって違います





どうすれば感じることができるのか

を見つけることが

セラピストの役割であり、

訓練になります








もし、患者様がお一人で

感じよう

とされるのであれば

ポイントがあります





それは





比較的感じることのできる部位で、力を抜いて、

良い方(健側)の感覚を探す

ということです





良い方(健側)の感じ方

を覚えていただいて、

悪い方でも同じ感じ方をしてみてください





単純なことですが、

とても大切なことです





大切なことは、

「感じ方」という、感じるまでの過程

にあります





初めは、

同じ感覚とはいかないと思いますが、

少しずつ感じることができるようになる

こともあります





比較的感じることのできる部位からされることをおすすめします

徐々に感じることができる部位が広がってきます








今回の勉強会でも

どのように訓練を展開すれば、

痺れではなく

  良いほうの感覚を感じる


ことができるのか

について議論されました





帰り道も1時間半





車内でも議論は続くのでした




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



脳のリハビリである認知運動療法について知りたい方コチラ






脳のリハビリである認知運動療法の具体的な訓練場面コチラ






脳のリハビリである認知運動療法を

     臨床展開するための考え方についてはコチラ

    (最初の記事から順に読んでいただくとよいと思います





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コメント
この記事へのコメント
応援しました\(^o^)/
 認知運動療法士 生野達也さん^^どうもです。私:18歳の交通事故で稀にみる脳挫傷になり、後遺症害と闘いながらも、サラリーマン2年生:過去に老人ホーム施設への出向期間もあり、多くのお年寄りの方々に触れ会い、「明日は我が身」(日本の超高齢化社会:いずれは私も・・!)と痛感しながら働いた経験がありますが、他人を喜ばしたりする事は、自分にも大きな喜び・感動が!と・・身に染みて感じ取る事が出来ています。「小沢氏まだ辞任せず?国民生活に必要な地域行政サービスだ!」http://tomotaroukun.blog116.fc2.com/blog-entry-552.htmlで書きましたが中央:国会が担ってるのは、防衛費・年金ぐらいだと聞いた。警察 消防 学校教育 医療関係 その他 直接、国民の生活に必要な行政サービスの8割以上は、地方自治体により提供されいている事に決意し、地域密着型の多くの福祉サービスの類で起業を志しております。お互いに頑張って行きましょう!いつに日か・・お互いに成立出来た暁には相互リンクしてみたいものですよね?
2010/03/14(日) 16:37 | URL | 智太郎 #-[ 編集]
こちらこそ
v-355>智太郎さんv-22

応援ありがとうございますv-353

熱い志をお持ちですねv-354
ぜひとも、相互リンクさせていただきたいですv-48
その日が来るように、日々精進していきたいと思います
2010/03/18(木) 00:19 | URL | 生野達也 #-[ 編集]
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