脳梗塞・脳出血や整形外科疾患の後遺症に対する新しいリハビリ方法である認知運動療法(認知神経リハビリテーション)の紹介。 麻痺や痛み・しびれの回復へ向けた日々の取り組みや基本的な考え方の紹介、相談コーナーもあります。

2017/101234567891011121314151617181920212223242526272829302017/12

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
先日、ご家族が脳内出血で倒れられてから

家族でリハビリに取り組んでおられる方からコメントをいただきました

「スパルタ式のリハビリ」は間違っているのでしょうか

というものです

必ずしも間違いとは言えないとは思いますが、

個人的には、自分だったら…と考えています


ブログランキングに参加しています
少しでも多くの方に認知運動療法を知っていただくために、
皆さんの応援をよろしくお願いいたします
皆さん応援が力になります  以下のバナーをワンクリックお願いいたします
人気ブログランキングへ1票  ブログランキングのバナー
日本ブログ村 リハビリへ1票 にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへ

先日、ご家族が脳内出血で倒れられてから

家族でリハビリに取り組んでおられるsallyさんから

コメントをいただきました





詳しくはこちらです





私の主人は「脳幹出血」で倒れました。

そして、後遺症としての「痙性麻痺」による「痛み」にはとても悩まされました。

その後、ネットで色々と検索して、主人の状態が「痙縮」という状態と知り、

ITB療法の手術を受けました。

お陰様で「痙性の痛み」はかなり改善されました。

けれど、今だに「リハビリ後」には「筋肉痛」が現れます。

私は素人ですが、毎日の様に主人を観察していますので、

それが「痙性痛」で無い事は多分間違いないと思うのですが、

それでも「痛み」がある事は、良くない事なのでしょうか?

ちなみに現在のリハビリは、私を含め、結構「スパルタ式」的です^^;





コメントありがとうございます





痙縮や痙縮にともなう痛みに困ってらっしゃる方は多いようですね

ITB療法を受けられて、痛みが改善されたとは、

素晴らしいことだと思います





「筋肉痛」が起こるのは、リハビリの直後でしょうか

リハビリの後には、手足の緊張が高くなることはありますでしょうか






そうであれば、「痙性痛」とは言い切れないにしても、

少なからずリハビリを受けられたことによって、

手足の緊張が高くなったことが痛みの原因

であると考えます





健常者でも過度な運動をすると筋肉痛になりますが、

慣れてくると徐々になくなってくると思います





もし、今回の症状が筋肉痛だとしても、

毎回、筋肉痛が起こるようでしたら、

運動量が多すぎるかもしれません





ご本人のことを考えますと、

やはり痛いことは良いことではないと思います





痛みが起こらないような運動量

および

痛みが起こらないようなリハビリの方法

が望ましいと考えます





リハビリの方法につきましては、

「スパルタ式」でリハビリを行うことが、

必ずしも「いけないこと」だとは言えないと思います





現在の医療現場においては、

多くのリハビリテーション理論が存在します





そのため、

どのようなリハビリを行うのか

ということは、

リハビリや運動についてどのように考えるか

によって変化するものと考えます





つまり、

運動やリハビリに対する考え方が複数存在する

ということです





一般的な考え方の一つでは、

「運動すればするほど、筋力がついて歩くことがうまくなる」

と考えております





一方、認知運動療法の考え方では、

「運動に必要な感覚を感じるようになることによって、

       運動のコツを掴むことになり、歩くことにつながる」


と考えております

(詳しくは左端のカテゴリ内にある<認知運動療法とは…?>をご参照ください→詳しくはコチラ





運動やリハビリに対する考え方が違うと、

訓練内容も異なってきます




「スパルタ式のリハビリ」を行うときにも

ある考え方に基づいて「少しでも良くなるように」と思ってされています





そのため、

スパルタ式のリハビリが必ずしも

「いけないこと」だとは言えないと思います











そのような中で、

なぜ私が認知運動療法を取り入れているのか












それは













自分だったら認知運動療法の考え方でリハビリをして欲しい

と感じたからです





認知運動療法の考え方を簡単に申しますと

適切に感じることができなければ、動くことはできない

ということになります









自分だったら…

と考えてみます











病気をしなくても、

長い時間、正座をしていると

足が痺れてしまうと思います





この痺れが、

適切に感じることができない

状態だと思います





その状態で、歩こうとしても

うまく歩くことができない

と思います












ここで、リハビリを考えます










一般的な考え方からすると、

痺れた状態で歩く練習

をすることになります












自分だったならばどうでしょうか












歩くことが上手くなるでしょうか












筋力がつきそうでしょうか









私だったならば、

痺れた状態で歩くことを考えると、

痺れが強くなってしまうと思います









そして










痺れた足にどれだけ体重がかかっているか

わからないでしょうし、

自分の足がどのような姿勢になっているか

わからないと思います





そのような状態では、

うまく歩けるようにはなりにくいと思います

そして、

筋力もつきにくいと思います






リハビリの先生に

「まっすぐ立って

と言われたとしても

自分のまっすぐを感じることができていなければ、

まっすぐ立つことは難しくなると思います















私だったならば…

どうして欲しいか













まずは、

痺れを取り除いて、

痺れた足にどれだけ体重がかかっているか

自分の足がどのような姿勢になっているか


感じるようにしてもらいたい

と思います





感じることができるようになった状態で、

歩く練習がしたいのです





自分のまっすぐを感じることができれば、

立ちやすいと思いますし、

そのコツさえつかめば、

リハビリ以外の日常生活においても

まっすぐ立つことができると思います















私はかつて、

一般的な考え方の一つである

「運動すればするほど、筋力がついて歩くことがうまくなる」

と考えてリハビリをさせていただいていました











その中で経験したことは












ご自分の手足の感覚を感じることができていない患者様

の多くが、起きる・座る・歩くといった

日常生活動作が自立しにくい

ということです





患者様の中には、

一見、装具をつけて歩いておられますが、

「足が地面についているのか、

        どのように動いているのかもわからない

「自分の足ではないようだ


とおっしゃっていた方がいました





そのような方は、

一人で歩いていると転んでしまう危険性があり、

自立することは難しかったのです

















自分だったならば…














自分の家族だったならば…













感じることのできる手足

自分らしい手足


になってもらいたい





そのように思い、

認知運動療法の道を歩みました













どのようなリハビリが良いのか





その答えは簡単には出ないと思います














しかし











認知運動療法の臨床を経験して

今の私が感じることがあります












それは














感じることができるようになると動けるようになる

感じることができるようになると痛みが軽減する

ということです





そのことを日々の臨床場面で実感しています










スパルタ式のリハビリが悪いわけではありません





多くのリハビリテーション理論から、

患者様とご家族が何を選ばれるか

が大切なのだと思います





しかし





患者様やご家族は、

選ぶことができない

のが現状だと思います





今後、患者様やご家族が

リハビリを選ぶことができるようなシステム

になることが望まれます





何かご不明な点がございましたら、

いつでもご連絡いただければ幸いです





コメントをいただいてもかまいません

非公開をご希望の方は、非公開のコメントもありますし、

ブログの左端にある

無料相談メールはこちら

からメールをいただければ幸いです





一人でも多くの患者さまの機能回復を願って…



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



お体や認知運動療法についての無料メール相談を受け付中

   脳梗塞や脳内出血、整形外科疾患などによる障害をお持ちの方やセラピストの方などで、  

   ご希望の方はブログ左の「無料相談メールはこちら」に入力していただくか、

   コチラのメールアドレスまでメールをいただければ幸いです  

          『neurocognitive.rehabilitation@gmail.com』





脳のリハビリである認知運動療法について知りたい方コチラ






脳のリハビリである認知運動療法の具体的な訓練場面コチラ






脳のリハビリである認知運動療法を

     臨床展開するための考え方についてはコチラ

    (最初の記事から順に読んでいただくとよいと思います





ブログランキングに参加しています
本日もブログ読んでいただきまして、ありがとうございます
 
よろしければ本日も応援のワンクリックをお願いいたします
ただ今2位 日本ブログ村 リハビリへ1票 にほんブログ村 病気ブログ リハビリテーションへ
ただ今73位 人気ブログランキングへ1票  ブログランキングのバナー



コメント
この記事へのコメント
有難うございました。
生野様

とても分かりやすい解説、本当に有難うございました。
最初は、メールでお返事させていただこうかと思っていましたが、でも、私がここに書き込む事で、もしも同じ様な症状で悩まれている方の参考に少しでもなるかもしれない、と思い直し、コメントさせて頂く事にしました。素人なので、全く的外れな事を書いてしまうかもしれませんが、どうかお許し下さいませ。

まず、ご質問のあった件、です。
>「筋肉痛」が起こるのは、リハビリの直後でしょうか?
直後にはありません。早くて、その日の夕方位からです。

>リハビリの後には、手足の緊張が高くなることはありますでしょうか?

それもありません。ただ、それでもやはり、多少心配だったので、リハビリの最後にストレッチ(?)みたいな事を追加していただく様にしました。それによって、痛みが出始める時間は更に遅くなり、痛みのピークは「リハビリの翌日の夕方」あたりになりました。おそらく主人の場合は、ITBの薬のお陰で「緊張」のとけ具合が早いのではないかと思っています。

ただ、やはり生野様が書かれている通り、本人に「正しい感じ方を覚えてもらう事」と言うのは、とても大切な事だと実感しています。主人は自分の身体が、今、どういう状態にあるのか、というのが分かりにくいのです。自分の「まっすぐに立つ」が、どこにあるのかを探している真っ最中です。だから私は、お願いして「鏡を見ながら」のリハをさせて頂いています。「深部感覚」って言うんですよね、確か。それがまだ手探り状態です。

それでも、たった一つだけ、確信している事があります。
それは、リハビリをやった次の日は、とても「身体の動き」がスムーズになるのです、不思議な事なのですが。
また、痛みを伴うリハにも良い事はあって、どこの筋肉を使ったかと言うのが分かって、痛いけど嬉しいって言う事もあります。それに、沢山動く事は、確かに本人にとっては「動ける!」という「喜び」にも繋がっているのです。

長いコメントになってしまって、申し訳ありません。
私達家族は、ただただ、良くなって欲しい、という気持ちで一杯なのです。どうか、その事だけ、ご理解いただければ有り難いです。

そして、生野様が書かれている通りに、家族や本人が「リハビリ方法」を選べる、または「併用出来る」様な状況になれば、本当にどんなに有り難いかと思っています。

生野様の、今後のご活躍を、心から応援させて下さいませ!




2010/02/03(水) 03:53 | URL | sally #-[ 編集]
願い
>sallyさんv-22

コメントいただきまして、ありがとうございますv-354
同じ症状で悩まれている方も多いと思いますし、
きっと参考になるのではと思いますv-353

やはり、ご主人の症状としましては筋肉痛の可能性が高いと考えますv-21
リハビリの後では楽に動くことができるということは、
リハビリの効果だと思いますv-355
なにより「動ける」という喜びは大きいですねv-353

>自分の「まっすぐに立つ」が、どこにあるのかを探している真っ最中です。

鏡を使ったリハビリもされているのですねv-21
今後、視覚(鏡)と深部感覚(体の動く感じ)が感じるようになり、
「まっすぐ立つ感じ」がわかるようになり、
立ちやすくなる日がくることを心から願っておりますv-353

今後、リハビリの技術や制度が発展し、
患者様とご家族にとって最良のリハビリが提供できることが
できるように、私自身も努力していきたいと考えておりますv-22

この度は、貴重なご意見をお聞かせいただきまして、
ありがとうございましたv-353

今後も私にできることがございましたら、
ご連絡いただければ幸いですv-22

今後ともよろしくお願いいたしますv-353
2010/02/03(水) 07:59 | URL | 生野達也 #-[ 編集]
No title
おりょりょ‥

sallyさん(^^)
広がってますねえ(^^)))

素晴らしい!!

これがネットの力ですよね(^^)!

素晴らしい!!
2010/02/17(水) 13:54 | URL | つぢきゅう #-[ 編集]
繋がり
>つぢきゅうさんv-22

つぢきゅうさんのブログからの繋がりで、
sallyさんからご質問をいただきましたv-21

ネットの力はすごいですねv-354

リアルのリハビリ場面はもちろんのこと、
ネットを通じても多くの方々の力になりたいものですv-353
2010/02/17(水) 22:08 | URL | 生野達也 #-[ 編集]
ありがとうございます
>生野さん

つながるって、ホントに素晴らしいですよね!!

それにしても‥
生野さんのリハに取り組む姿勢って‥

我々のような人間には、とってもありがたいです。
これからもドンドン頑張っていただきたいものです(^^)))

担当されている患者さんも大勢みえると思います。
健康には十分気をつけてくださいね!!
2010/02/19(金) 20:16 | URL | つぢきゅう #-[ 編集]
健康
>つぢきゅうさんv-22

お気遣いいただきまして、ありがとうございますv-353

機能回復を望まれる多くの方々にとって、
少しでもお役に立てるように歩んで行きたいと思いますv-354

四月からは大学院が始まるために、
忙しくなりそうですが、健康管理に気をつけながら、
がんばりたいとおもいますv-48
2010/02/22(月) 21:44 | URL | 生野達也 #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://neurocognitive.blog105.fc2.com/tb.php/265-7cc56d17
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。