脳梗塞・脳出血や整形外科疾患の後遺症に対する新しいリハビリ方法である認知運動療法(認知神経リハビリテーション)の紹介。 麻痺や痛み・しびれの回復へ向けた日々の取り組みや基本的な考え方の紹介、相談コーナーもあります。

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脳梗塞によって左片麻痺という障害をお持ちの外来でこられている患者さま

「歩いていると、足に力が入ってしまう」

皆さんもそんな声を聞いたことがあるのではないでしょうか

私の患者さんは、力が入ってしまった時には,

準備運動をされているそうです

どうやら、

ただ運動をするだけではなさそうです


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何度かブログにも登場している,

脳梗塞によって左片麻痺という障害をお持ちの外来でこられている患者さま


(これまでの記事はコチラ①コチラ②コチラ③コチラ④



この1週間の様子を伺っていると

患者さん「歩いていると、足に力が入ってしまう」

    「足の指に力が入ると、左足全体に力が入ってしまう」


とおっしゃっていました












セラピストの皆さんは、

そのような声を聞いたことがあるのではないでしょうか














脳の障害によって手足に麻痺がある方々は

そのような時は、どうされているでしょうか















勝手に力が入ってしまうと、

全体的にぎこちなくなってしまい、

歩きにくいそうです





力が抜けて楽に歩ける

ことが望ましいはずです









私の患者さんは、力が入ってしまった時には

一度立ち止まって、

準備運動

をされているそうです





準備運動をすると、

力が抜けて歩きやすくなる

そうです
















準備運動をすると力が抜ける















皆さんは、どのように思われるでしょうか












確かに、

力が抜ける方法を知っている

ことは良いことだと思います













しかし











それよりも大切なのは、

なぜ、歩くと力が入ってしまうのか

であり

力が入らずに歩ける方法を獲得すること

が大切なように思います









認知運動療法では、

目に見える運動の異常は、

  目に見えない認知過程の異常によって生じる


と考えられています(詳しくはコチラ











つまり














歩いていて力が入ってしまう

ということは、

歩くときに必要な感覚を気をつけることができていない

ことを表しています











準備運動をしないと力が抜けない

ということは、

一見、不十分なように感じます











しかし













どうやら













ただの準備運動ではないようです















準備運動には、

認知運動療法の要素

が入っていました







患者さん「ただ運動をするのではなく、

        気をつけながら準備運動

             をしないといけないんよ





気をつけずに運動をしてしまうと、

逆に力が入ってしまうそうです






そこで、

どのようなことに注意しているか

というと














歩行などにも必要な体性感覚情報

でした





具体的には





立位で左右に重心移動を行う時には、

      患側足底の内外側の圧移動に注意を向けて行う



立位で体幹を左右に回旋させ、

      下肢全体の軟らかさや足底の圧変化に注意を向ける



左右下肢の努力感や足底の圧変化が均等になるように

      注意を向けながら屈伸運動を行う






といった内容です





すべて、

私との訓練を通じて学習された内容

だったことに驚きました




(注)ここでの準備運動の内容は、多くの患者さんに共通するものではありません

    患者さんによって、「どのようなことを注意すれば良いのか」はことなります
 
    具体的な内容は、セラピストとの訓練によって導き出されます












患者さんは、

注意をしていれば力が入らずに歩くことができる

ということは自覚しています













しかし












目的地に向かって歩いている時には、

目的地に辿り着くことばかりに注意が向いてしまい、

患側下肢に注意を払う余裕がない

そうです








どうやら、

この患者さんの認知過程の状態が、



座位や立位といった

動きの少ない場面では、

必要な体性感覚情報は限られているので、

     注意を向けることができる


けれども、



歩くといった

動きを伴う場面では、

動きに伴って必要な体性感覚情報が

ダイナミックに変化していくために、

状況に応じて、

   注意を切り替えていくことが難しい


のだと思います










今回は、

どこか目的地に向かって歩行している時には

難しいということなので、

まずは、

自主的な歩行訓練を行うときに、

        ゆっくりと注意しながら行う


ことを指導させていただきました














意識するレベルから無意識へ














以前よりは、

進歩していることは確かです











長期的には、

目的地に向かって歩いている時にも

    力が入らずに楽に歩くことができる


ことを目指したいと思います













一歩ずつ前へ












これからも患者さんと一緒に歩んで行きたいです



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コメント
この記事へのコメント
No title
時々ありますよ‥

歩きにくい時は、力が入ってますねえv-356

人気のないとこを歩く時は、足の裏の圧力の変化や膝の動き、足首の動きチェックしながら歩くことも出来ますが‥
人ごみだったり、歩いてる途中で雨が降り出したりして、キモチに余裕がなくなると‥

滅茶苦茶な歩き方になっちゃいますよv-356

話が逸れるかもしれませんが‥
中腰の時って言いますか‥
膝が中途半端に曲がっている状態を続けていると‥

何かの拍子に足が勝手に伸びて、自分は静止していたいのに1~2歩足が出てしまうこともありますv-356v-356
2009/12/28(月) 22:55 | URL | つぢきゅう #-[ 編集]
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