脳梗塞・脳出血や整形外科疾患の後遺症に対する新しいリハビリ方法である認知運動療法(認知神経リハビリテーション)の紹介。 麻痺や痛み・しびれの回復へ向けた日々の取り組みや基本的な考え方の紹介、相談コーナーもあります。

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新人セラピストとのディスカッション場面

できるだけ理解してもらえるように試行錯誤

ポイントは、HelpSupportにありました

認知運動療法の臨床にも繋がります


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新人セラピストとのディスカッション場面





先日、新人セラピストの担当している患者さんを

代診させてもらいました





足関節の骨折の患者さん





歩行時に患側下肢で支える場面になると、

動揺が生じます



患者さん「悪いほうは不安定

患者さん「足全体がどっしりしていない

と感じています















どのような認知過程の問題によって生じているのか

(認知過程についての詳しくはコチラ












仮説(詳しくはコチラ)を立てて評価を進めます











課題を変えながら、

問題点を探っていきます















評価を通じて、

患側踵部の外側における圧覚情報を適切に認知できていない

ことがわかりました















セラピストの援助によって、

踵部において硬度の異なるスポンジを識別する課題

などを行います
















訓練後…



















歩行時における患側下肢で支える場面の、

動揺が減少しています






患者さんも

「今は安定しています」

「どっしりしています」


と感じ方も変化しています
















その翌日
















担当している新人セラピストと

現在の問題点や訓練内容

について話し合います










まずは、担当している新人セラピストの話を聞きます













ふむふむ
















おや














ふむふむ

















ん~

















少し論理的に繋がっていない部分があります















指摘すると、自分でもよく理解できていない様子












代診させていただいたので、

その内容を教えることは可能です













しかし















答えを教えるだけでは、

        あまり学習になりません




答えだけを教えても、理解しきれないことも多くあります











大切なことは、「答え」という結果ではなく、

「答えにいたる過程」なのだと思います



それを学習することによって、

他の場面でも応用することができると思います















なので















答えをすぐには教えません

















話を聞きながら、少しずつヒントを与えていきます
















考えるためのヒントを与え、

最後には自分で気がつくように導きます















時々、うっかり答えを言いそうになりますが、

グッとこらえます















少しずつ繋がってきます











自分で気がつくと理解しやすいようです
















話し合うこと約30分














やっと繋がりました










話す時間が長くなってしまいましたが、

理解できた様子











あとは、自ら考えて仮説-検証作業を行うだけです



その結果を話し合うのが楽しみです











学習においては、

答えを教える「Help」ではなく、

答えが出せるように手助けをする「Support」

が大切なのだと思います







認知運動療法の臨床にも共通点があります






注意の向けかたなどをセラピストが

教え込む

のではなく、

患者さんが

「あぁ、こういうように気をつければいいんだ

気づくようにSupportするのがセラピストの役割だと思います







教育者の役割の大きさを感じます



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コメント
この記事へのコメント
No title
整形の患者さんはなかなか見ることがないのですが、少し質問があります。踵の外側の圧情報を認知するために足関節の回内外が必要なように思うのですが如何でしょうか?ですから、この場合、
解釈としては
踵の水平性→足関節の回内外
踵での接触情報への注意
を組み合わせた課題としてスポンジでの圧識別を選択したということでしょうか?
スポンジは非常に有効な道具ですが質問によってどの情報注意が向くかが非常に変わり易い道具でもあります。特に踵での圧識別内外は歩行や荷重時にはあまり重要な情報にならないかもしれません。前足部は非常に重要ですが。つまり踵や前足部の水平性と足関節の関係を考えながら道具としてスポンジを用いるのと、踵がい足部の圧情報が知覚できないからスポンジを用いるのは見た目は同じでも訓練としては異なります。
いつも重箱の隅をつつくような質問をしてごめんなさい。
 でもセラピストは教師でなければならないは諸手を挙げて賛成です。本当に教え方は重要ですね。僕はまだ教えられるレベルにないので患者さんと一緒に学ぶという姿勢ですが…
2009/11/07(土) 01:45 | URL | Koso #-[ 編集]
訓練の解釈
>Kosoさんv-22

いつもコメントをいただきまして、ありがとうございますv-352

いただいたことに対する回答が長くなりそうですので、近日中に記事にさせていただきたいと思いますv-280

また、ご意見をいただければ幸いですv-354
よろしくお願いいたいますv-22
2009/11/10(火) 00:16 | URL | 生野達也 #-[ 編集]
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