脳梗塞・脳出血や整形外科疾患の後遺症に対する新しいリハビリ方法である認知運動療法(認知神経リハビリテーション)の紹介。 麻痺や痛み・しびれの回復へ向けた日々の取り組みや基本的な考え方の紹介、相談コーナーもあります。

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去る9月29日に兵庫認知運動療法勉強会に参加してきました

今回は私の後輩症例発表をさせていただきました

後輩にとって初めて院外で発表させていただく場となりました

晴れ舞台はいかに…


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去る9月29日に兵庫認知運動療法勉強会に参加してきました



5時半に仕事が終わるとすぐに電車に飛び乗ります



今回は、3名で参加



いつものように大阪から新快速で西明石へ向かいます





そして、いつものように電車は満員





今回は、私の後輩症例発表をさせていただくことになっていました



後輩にとっては初めて院外で発表させていただく場となりました

電車の中でも緊張した様子で、発表の練習をしていました





西明石からはタクシーで会場へ



7時過ぎに到着







今回は、約30名の参加者でした






症例発表のテーマは、

小脳疾患に対する認知運動療法

        ―「感じ」させることの援助の意図―


です



発表者は、訪問看護ステーション ゆとりの平山哲也先生です



訪問リハビリで認知運動療法を実践しています





今回の発表は、

認知過程の異常が原因で、

適切な体性感覚情報を「感じる」ことができない患者さんに対して、

セラピストの援助によって「感じる」ように導いていく

ことの重要性にスポットを当てた発表となりました





基本概念の復習から始まり、

症例へと進みます






後輩は緊張した様子ですが、

しっかり話をしています

兵庫勉強会平山発表






臀部に対して硬度の異なるスポンジを識別する課題

の訓練場面が提示されました





患者さんは、はじめは硬度の異なるスポンジの左右比較ができません



そこから、セラピストの援助によって左右比較ができるように導いていきます



左右同時に行うのではなく、

左右個別に課題を行います





患者さんは、スポンジの違いを聞かれた時に、

「今はスポンジが2枚入っています」

「こちらの方が、よく下がります」


と答えますが課題に正答することは困難でした



そこで、セラピストは「硬さ」に注意を向けるように指示します



「フワッとしている」か「しっかりしている」か








すると








課題の正答が可能になりました







左右をそれぞれ行った後に、左右比較へ













すると













左右比較が可能になっています









この動画の後にグループディスカッションが始まりました



動画の中にあった、

左右同時ではなく、左右それぞれ行ったこと

セラピストが「硬さ」に注意を向けるように指示したこと




この2点について、

認知過程を活性化するための援助として、

             どのような意味があったのか


を話し合いました






3グループに分かれましたが、

どのグループも盛り上がっていた様子でした





ディスカッションが終わり解説へと進みます






左右同時ではなく、左右それぞれ行ったこと

は、患者さんは複数の感覚情報へ同時に注意を向けることが難しい

と仮説(詳しくはコチラ)を立てて、

左右それぞれ注意を向けるようにするための援助でした



セラピストが「硬さ」に注意を向けるように指示したこと

は、「2枚」「下がります」という記述から、

患者さんは、空間情報へ注意が向いていると考え、

触・圧覚情報へ注意を向けるための援助でした





解説の後は、

今回の訓練によって作られたプロフィール(詳しくはコチラ)へと進みます





プロフィールは、訓練を行う前に埋めるものではなく、

日々の訓練を通じて少しずつ埋められていくものだと思います





モザイクのように少しずつ患者さんの認知過程の異常が明らかになってきます





プロフィールを作っていくことで、

セラピストは徐々に患者さんの

認知過程の異常を把握することが可能になります

その結果、訓練において、

患者さんが「感じる」ための適切な援助を行うことが可能になります






最後の質疑応答でもいくつかの質問が出され、

無事に発表が終了






後輩は緊張していましたが、堂々とした発表でした
 










さぁ





大阪に帰って、11時から3人で打ち上げ










と行きたいところでしたが、

JR須磨駅で電車が動きません










なにやら人身事故があったようで、

しばらく動かないそうです









結局、山陽電車で新開地まで行き、

阪急電車で梅田へ






刻々と時間が過ぎます






結局、病院の最寄り駅に着いたのは















12時30分












疲れがドッときます







一緒に行った後輩二人も疲れた表情です






打ち上げはまた今度に…














とも思いましたが、

せっかくなので12時30分から居酒屋へ







ビールと焼き鳥で打ち上げです






後輩の発表までの努力をねぎらい、

熱い話になりました



発表した後輩にとっても、

とても良い経験になったようで嬉しく思います





打ち上げは2時30分に終了





また一つ成長した後輩を見ることができて、

嬉しい一日となりました



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コメント
この記事へのコメント
No title
左右比較については左麻痺では頻出の問題で分散的注意の問題が存在している可能性があります。同時であればなおさら…
患者さんは確か小脳の損傷だったような…
感じるためにどのようにシミュレーションしていくか硬さを知るために健側ではあるいはそれを感じ取れる部位ではどのように準備しているかを問うことが重要な感じがします。
患者さんのことを良く知らないので当たってない部分も多いと思いますが、硬さ(圧)情報は複雑な(complesso)情報であるので小脳の場合は良く用いられます。
またお話聞かせてくださいね。
2009/10/01(木) 05:44 | URL | Koso #-[ 編集]
私は…
久々に兵庫勉強会に参加しました。

そして、帰りはJR三ノ宮駅で止まってしまいました。(T_T)

そこで阪神電車に乗り換えて自宅へ。(^_^;)

今回は非常に疲れましたが、良い経験ができました。
勉強会に参加して他のセラピストの考えを聞くなかで、自分の考えが妥当なものかどうか、そして普段とは違う発想もできました。

先生とじっくりお話が出来なかたのは残念でしたが、また様々な勉強会でお会い出来たらと思っております。
2009/10/01(木) 09:37 | URL | tsubaki #-[ 編集]
障害された小脳と闘う
>Kosoさんv-22

イタリアからコメントをいただきまして、ありがとうございますv-233

おっしゃる通り、今回の患者さんは小脳の障害があり、
「感じるためにどのようなシュミレーションをすればよいのか」
といった部分が問題になっているように思いますv-21

そのために、健側を用いて、
「どのような感覚情報に注意を向けるべきなのか」
といったシュミレーションを行うことによって、
患側での認知が可能になったのだと思いますv-22

今回の患者さんは、上記の問題に加えて、分散的注意や記憶の問題も大きく、
訓練を展開するうえで苦労したようですv-393

Kosoさんが担当されている患者さんのお話もお聞かせいただければ幸いですv-354
2009/10/01(木) 20:03 | URL | 生野達也 #-[ 編集]
貴重な意見交換
>tsubakiさんv-22

兵庫の勉強会では、お世話になりましたv-48
せっかくお会いできたにも関わらず、ゆっくりとお話ができずに残念ですv-356

帰りの電車は大変でしたねv-394
いつもテレビで電車が止まっている風景を見ますが、
まさか自分の乗っている電車が止まるとは思いませんでしたv-356

勉強会では、他の施設の先生方と意見交換することが、とても勉強になりますねv-354
次回の勉強会では、ゆっくりとお話できることを楽しみにしておりますv-22
2009/10/01(木) 20:05 | URL | 生野達也 #-[ 編集]
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