脳梗塞・脳出血や整形外科疾患の後遺症に対する新しいリハビリ方法である認知運動療法(認知神経リハビリテーション)の紹介。 麻痺や痛み・しびれの回復へ向けた日々の取り組みや基本的な考え方の紹介、相談コーナーもあります。

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外来リハビリの一場面

脳梗塞発症後、約2年を経過されている左片麻痺という障害をお持ちの患者さま

最近でも上肢や歩行能力の改善が見られています

そんな方が今日おっしゃった、

「はじめから両方ともしておけばよかった」

という言葉の意味とは…


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外来リハビリの一場面

脳梗塞によって左片麻痺という障害をお持ちの患者さまです

週1回のリハビリを行っています





退院したのは一年半前





退院当初は、上肢の機能回復への希望が強く、

週1回、上肢の訓練のみ行っていました



退院時は、肩関節が約45度しか屈曲せず、

手指は曲げたり伸ばしたりできる程度で、

それぞれの指が分離して動くことができませんでした








外来リハビリが始まって約1年








麻痺側上肢の肩関節は約170度まで屈曲が可能となり、

手指の分離した運動が出現

仕事で使うパソコンの操作も左手で行うことが可能になったそうです








そんな方が、この四月から下肢の訓練の希望が聞かれました








患者さん「最近、足が引きずるんよね

患者さん「家でもたくさん歩いてるんやけど、あまり良くならないんよ





そのような声が聞かれ、

週1回の下肢に対する訓練が始まりました






もともと、注意や記憶といった認知過程の能力が、

とても高かった方でした







週1回でも徐々に歩行能力の改善が見られます

麻痺側下肢を振り出す際の足先の引きずりもなくなってきました





最近は、自分で歩行訓練をしている時に、

自らの身体に注意を払うことが多くなっているそうです



患者さん「最近は、歩きながら『引っかかったり、

        重くなったりする原因はどこにあるのか
を考えています



毎回、外来にこられた際に、

この1週間で得られた発見

歩行において、どこが、どのように歩きにくいか

を伺い、訓練につなげています



患者さん「歩くときの問題を自分で考えて、先生に相談したら

                アドバイスをもらえるから嬉しいわ



と嬉しい声も聞かれます
















今週の外来リハビリも終了




すると、患者さんから不思議なことを言われました









患者さん「いやぁ~先生 

              私もはじめから両方ともしておけばよかったわ


















さて


















「両方」とは、どのようなことでしょうか













上肢と下肢の訓練のことでしょうか



















違うそうです














それからお話を伺ってみると









訓練



日常生活で注意を払うこと

の二つだそうです





4月までは、自分で歩行訓練を行っていましたが、

注意しながら歩くというよりも、

歩行距離歩行速度に重きを置いたものだったそうです







入院されている時から、訓練を通じて、

歩行時に注意すべきこと

などを学習したいただいていたつもりでしたが、

日常生活の中の歩行場面では、活かされていなかったようです










四月からは、訓練を通じて学習したことを

注意しながら歩行訓練をされたそうです





その中で、

注意をすることで歩行能力が改善することを実感するとともに

新しい発見が得られることもあり、

日ごろの訓練で、私に教えていただいているそうです









訓練室で訓練をすること

と同時に

訓練を通じて学習したことを

日常生活で注意すること


入院している時からしておけばよかった

という意味だそうです

















退院してから約1年半

















歩けば歩くほど良くなる

とう思考から















注意しながら運動することが、

機能回復につながる


という思考に変化したようです
















私たちセラピストは、入院されているときから、訓練を通じて、

注意しながら運動することの重要性

を学習していただいているつもりでした





















入院時から適切に学習していただくことができていなかったことに反省


















しかし


















今回


















思考が変わると運動が変わることを

改めて実感しました









患者さんと機能回復への道は続きます



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コメント
この記事へのコメント
No title
>注意しながら運動することの重要性

・・・そうですよね!
私は訪問リハを担当させて頂いているのですが、患者さん自身で思考して生活していけるようにセラピストが援助をしていくこと。
非常に重要なことですよね。

まだまだ実践できていませんが、この記事を読みながら改めて考えるべき方向性や視点を確認することができました。
ありがとうございました!v-411v-353
2009/09/12(土) 23:13 | URL | 510 #qb1WDqxw[ 編集]
生活へつなげる
>510さんv-22

セラピストが提供するリハビリテーションは、患者さんの生活につながることが重要だと思いますv-21

認知運動療法を通じて、患者さんが
「楽に安全に動くための考え方(コツ)」
をつかむことができれば、日常生活にも繋がると考えますv-354

>この記事を読みながら改めて考えるべき方向性や視点を確認することができました

ありがたいお言葉ですv-406v-353

ブログが一つのきっかけになれたことを非常に嬉しく思いますv-352

今後ともよろしくお願いいたしますv-22
2009/09/12(土) 23:50 | URL | 白いなまけもの #-[ 編集]
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