脳梗塞・脳出血や整形外科疾患の後遺症に対する新しいリハビリ方法である認知運動療法(認知神経リハビリテーション)の紹介。 麻痺や痛み・しびれの回復へ向けた日々の取り組みや基本的な考え方の紹介、相談コーナーもあります。

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去る6月25日に大阪認知運動療法勉強会に参加しました

今回は、私が発表させていただきました

テーマは「認知運動療法の基本的な考え方」

です

訓練に至る長い道のり

明日からの臨床につながる願いをこめて…


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去る6月25日に大阪認知運動療法勉強会に参加しました

前回は、塚本芳久先生による

「認知運動療法の基本概念」でした(詳しくはコチラ

今回のテーマは、

「認知運動療法の基本的な考え方」

です



今回は、私が発表させていただきました



前回の流れを汲んで、教科書的なことをふまえて、

認知運動療法を実践するための考え方

を発表させていただきました



明日からの臨床において、少しでも役に立つように願います



参加者は約50名



多くが認知運動療法(認知神経リハビリテーション)を勉強して来られている先生方です

中には、熱心な学生さんもいらっしゃいました





少し緊張しながら講義が始まります

訓練に至るまでには、

長い道のりが存在します





認知運動療法(認知神経リハビリテーション)は、従来のリハビリテーションとは

もとにしている理論が異なることを説明

そのため、患者さんを評価・治療するためには、

従来のリハビリテーションの考え方と混同ないことが大切であることを伝えます



認知理論(詳しくはコチラ)から

認知過程(詳しくはコチラ)・運動の捉え方(詳しくはコチラ)へ



認知運動療法(認知神経リハビリテーション)を実践するために、

中心となる考え方であることから、

できるだけ伝わるように、参加者の反応を見ながら進めます



基本の理解ができていないと、評価や訓練をうまく展開することはできないと思います

まずは、基礎となる土台が重要になります



運動の異常である特異的病理(詳しくはコチラ)の解釈へ



特異的病理は、認知過程の異常によって、

中枢神経系が得る情報が変質した結果として現れる

運動の異常と解釈されます



目に見える運動の異常は、

   目に見えない認知過程の異常によって生じます




そのため、認知運動療法(認知神経リハビリテーション)では、

目に見えない認知過程の異常を訓練対象

と考えます



目に見えない認知過程をどのように評価・訓練するのか





そのために、道具を用いた認知問題(詳しくはコチラ)が存在します





環境世界との相互作用(詳しくはコチラ)によって

情報(詳しくはコチラ)を収集するために運動が生じます



評価・治療を目的とした運動が生じている時の

環境世界との相互作用の様子を観察し、道具を用いて再現します



認知問題に対して解答する過程において、

患者さんは道具と相互作用して情報を収集します



その時に得られる情報が知覚仮設(詳しくはコチラ)になります



誤ったに知覚仮説を立てていれば、特異的病理が出現します

適切な知覚仮説を立てていれば、特異的病理は制御されます



認知問題はライブのように進んでいきます



認知問題を解く患者さんと、

適切に知覚仮説を立てることができるように導くセラピスト

患者さんとセラピストの相互作用です

そこに一人称記述が生まれます





認知運動療法(認知神経リハビリテーション)の規範の整理を終え、

観察の方法





問題―仮説―検証(詳しくはコチラ)の流れで臨床は展開されます



問題とは、運動の異常であり特異的病理の出現でもあります

外から見える運動の異常に加え、運動や身体に対する患者さんの経験を聴取します



問題から仮説を立てる



その時に重要になるのが機能系の概念(詳しくはコチラ)となります



運動の異常が、

どのような情報が認知できないのか

どのような認知過程の異常なのか


仮説を立てます



仮説が誤っていると訓練もうまくいかないために、

とても大切な作業になります



立てた仮説をもとに、認知問題を設定



知覚仮説と特異的病理を観察しながら、

仮説を検証するために試行錯誤



患者さんの認知過程の異常(ネガティブ因子)(詳しくはコチラ)に対して、

どのように援助すれば解決できるのか

を探ります



認知過程のどの良い部分を用いれば良いのか

セラピストがどのように援助すればよいのか




具体的な解決方法がポジティブ因子(詳しくはコチラ)として挙げられます



知覚・注意・記憶・判断・言語のそれぞれにおいて、

ポジティブ因子ネガティブ因子が挙げられます



ポジティブ因子を用いてネガティブ因子を解決する



それらが組み合わされることによって、

最終的に具体的な訓練方法が決定されます



訓練に至る長い道のり



それらはプロフィール(詳しくはコチラ)としてまとめられます





なんとか発表を終了





今回は、具体的な症例の話がなかったので、

理解しにくかった点もあったかと思います





講義の後は、グループディスカッションです



講義の内容に対する質問がグループ内で討議されました

やはり、小さなグループの方がディスカッションは盛り上がります



その内容は、次回の勉強会に活かす予定になっています





勉強会が終わり少しホッとしました



いよいよ週末は認知運動療法学術大会です

今日も、その準備に追われます

発表するスタッフは、きっと今も頭を抱えていることだと思います



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コメント
この記事へのコメント
おつかれさまでした♪
大阪の勉強会での発表、お疲れさまでした!
素人の私ですが、
この記事に書かれていることが
頭ではなく、体(体験)で分かりました(笑)

認知運動療法を受け始めたころは、
なんだか、禅問答をしているような
不思議な気持ちがしていたのだけれど、
今、こうやって、理論を読んで
これまでの体験を思い起こすと
こういうことだったんだな‥という感じでよく分かります。

今では担当PTさんが訓練中にされる問いかけの意図も分かってきて
PTさん、やりにくいかも(笑)

日々の生活の中で
自分の体を感じることが出来るようになってから、
格段に出来ることが増えてきた気がしています。

今週末は大きな学術大会のようですね。
大会は発信の意味もあると思います。
1患者として、認知運動療法(認知神経リハビリテーション)がもっと多くの人に知られてほしいと
心から願っています!
遠くから応援しています(^^)/
2009/07/01(水) 17:36 | URL | ちひろ #USanPCEI[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2009/07/02(木) 17:11 | | #[ 編集]
経験者
>ちひろさんv-22

さすが認知運動療法の経験者ですねv-21

認知運動療法を受けておられる患者さんにも、理論を理解していただければ、訓練の効率が上がると思いますv-354

訓練だけではなく、日々の生活における発見なども共有できれば素晴らしいことですねv-278

>1患者として、認知運動療法(認知神経リハビリテーション)がもっ と多くの人に知られてほしいと心から願っています!
 遠くから応援しています(^^)/

とても勇気付けられる応援をありがとうございますv-352

私も明日は発表がありますv-278

頑張って来たいと思います v-363v-363
2009/07/03(金) 23:13 | URL | 白いなまけもの #-[ 編集]
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