脳梗塞・脳出血や整形外科疾患の後遺症に対する新しいリハビリ方法である認知運動療法(認知神経リハビリテーション)の紹介。 麻痺や痛み・しびれの回復へ向けた日々の取り組みや基本的な考え方の紹介、相談コーナーもあります。

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5月13日に京都認知運動療法勉強会に参加しました

今回の内容は、グループ演習が中心でした

症例を通じての演習もあり、参加者の理解も深まった様子でした

京都の勉強会が進んでいく道が見えてきたようです

勉強会を終えて、認知運動療法の実践には、まずは、

新しい視点に立つことが大切だと感じました


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5月13日に京都認知運動療法勉強会に参加しました



いつもは、当院から3から5名の参加者があります





しかし





今日は一人で参加です




残念ながら、みんなの都合が合いませんでした



さびしく一人、電車で揺られ京都へ向かいます



今回は、いつもの会場とは異なっていたために、

少し戸惑いましたが、何とか到着



京都市こどもみらい館です



会場の研修室は、小さな体育館のような雰囲気

「こども」の雰囲気を感じます

こどもみらい館




今回は、参加者が少なく、約14名です



内容は、グループ演習が中心でした

発言・発表の練習

認知問題の演習

症例の観察から訓練の作成


です



発言・発表の練習では、それぞれが1分以内で

「今までで一番勉強になった出来事」

を発表しました



みんな1分前後で発表を終了



ここには、佐藤先生の意図を感じます



おそらく、いつも勉強会では、なかなか意見が出にくいので、

1分でも発表することで、

その後の演習でも意見を言いやすくする

という意味があったと思います




そのせいか、その後の演習では皆さんが活発に意見していたように思います




認知問題の演習に移ります



私のグループでは、はじめて勉強会に参加される先生がいらっしゃいました

せっかくでしたので、

認知運動療法の基本概念を説明しながら一緒に演習をさせていただきました



認知運動療法では、

従来のリハビリテーションとは、異なる視点に立つ

ことが必要があります



認知運動療法では、

目に見える運動は、認知過程が働いた結果として生じる

と捉えています(詳しくはコチラ



ヒトは認知過程を働かせることによって、環境世界から情報を得ている

と捉えています(詳しくはコチラ



脳の損傷などによって、

認知過程の異常が生じると情報が得られなくなると、

結果として、運動の異常が生じる


と捉えます(詳しくはコチラ



つまり、運動の異常が生じている患者さんを

感じることができないから動けない状態

と捉えることが必要になります



訓練としては、認知過程を適切に働かせる(活性化する)ように、

セラピストが導くことで、

感じることができるようになった結果として、

運動の異常が改善します




どのような情報を得ているのかを知るために、

認知問題(詳しくはコチラ)を設定し、知覚仮説(詳しくはコチラ)を聞いていきます



実際に被験者をしていただきながら進めます



体験していただく中で、理解が深まった様子でした

理解が進むにつれて、徐々に目が輝いてくるのを感じました

「通常のリハビリとは、異なった考え方をしなくてはならないのですね」

とおっしゃっていました





最後に、症例の観察から訓練の作成です



今年の認知運動療法アカデミア(詳しくはコチラ)での講義であったような、

症例の動画を提示した後に、グループで

どのような訓練を行うのか

を考える演習です



5~6人のグループで、外部観察からどのような訓練を行うのか考えます



外部観察から特異的病理を観察し、

触診などを通じて特異的病理の種類を特定します



イタリアでは、訓練効果を見るためにも

特異的病理の観察が重要と言われているそうです



そして、その特異的病理が出現していることが、

どのような情報を認識できていないことが原因か

を考えます



それを確認するための認知問題(詳しくはコチラ)を設定します



認知問題に正当することができず、

特異的病理も出現しているようであれば、

その情報が認識できないことが特異的病理の原因

と考えます



訓練では、

情報を認識できないことが

どのような認知過程の問題か


仮設を立てます



認知過程の問題を解決できるようにセラピストが援助することで、

情報を認識できるように導くことが訓練になります



適切な情報を認識できるようになると、

特異的病理が制御されます





約30分のディスカッションを終えて、

それぞれのグループからの発表がありました



終了後、参加者の皆さんは充実した表情をされていました



京都の勉強会では、しばらくはこのような形式で進めていくそうです

やはり、

症例を通じたディスカッションは、理解が深まりやすい

ようです




勉強会を終えて・・・



認知運動療法の実践に向けて、まずは、

運動の異常が生じている患者さんを

感じることができないから動けない状態として捉える


という新しい視点に立って観察する

ことが必要なのだと感じました





来月は、6月3日の開催のようです

来月も楽しみです



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コメント
この記事へのコメント
mixiから来ました。
認知運動療法を勉強しているPTわっきぃです。

本日のブログ同感です。

新しい視点・パラダイムシフトが必要だと思います。最近色んなところで、パラダイムシフトを聞きますが、しかし、やはり外から何とかしたろうという意図は変わらない気がします。そういった点で、認知はヒトを大事にしていると思います。

さて、ご質問なのですが、認知では「感覚障害」についてどのように考えるのでしょうか?今までの感覚検査が全く意味をなさないのは分かるのですが、では、どう解釈したらいいのか?定量的にはかるのは難しいのか?オノマトペの変化や、記述の変化を捉えるのがよいのか?どう理解したらいいのだろうと日々悩んでいます。なにか知見などあれば、教えて頂けませんか?質問ですみません。
2009/05/15(金) 01:45 | URL | わっきぃです。 #-[ 編集]
感覚障害を捉える
v-352>わっきぃさんv-22

ブログへの訪問ありがとうございます

認知運動療法の考え方は、従来の考え方と比較するとパラダイムシフトと呼べるものだと私も感じておりますv-354

最初に認知運動療法の考え方を聞いたときには衝撃を受けましたが、
よく考えてみると、とても「人間らしい」「人間にやさしい」考え方であると思いますv-280

v-352感じることができないから動けないv-352

と考えることは、人間にとってあたり前のことなのかもしれませんv-21


質問をしていただきまして、ありがとうございますv-48

「感覚障害」についての解釈は、よく聞かれる質問であると思いますv-22
同じことを疑問に感じてらっしゃる方も多いかと思いますので、近日中に記事にさせていただきたいと思いますv-352

よろしくお願いいたしますv-354
2009/05/16(土) 21:53 | URL | 白いなまけもの #-[ 編集]
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京都勉強会、お疲れ様でした。今回楽しかったですね!
2009/05/16(土) 00:50:32 | 身体で感じる・身体から考える
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